感動の蒸気機関車 Photo Blog

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・自己流写真語録♪

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2017.02.16.Thu

自己流写真語録♪ #15

 #15 見ようとして、見ること

 「急いては事を仕損じる」「慌てる乞食は貰いが少ない」
人間の欲深さを見透かされて反感を買い、かえって損してしまう。
いくらスピード時代とはいえ、ただ突き進むだけでは駄目だ。

 写真を撮る時も、この諺が当てはまると思っている。
鉄道写真は、同じ列車を車や列車で追いかけて撮ることが多い。
時間に余裕がないと、ただ撮っただけで以前と殆ど変わらない
写真になることも多い。これでは新鮮味も手応えも得られない。
自戒を込めて、撮影は欲張らずに時間に余裕をもって臨みたい。

 前述と関連して最近、痛感していることがある。それは、
「人間は目の前のものを見ているようで、見ていない」こと。
例えば、電車内で向かい側に座っている6人の乗客を観察すると、
その殆どがスマホに没頭しているか読書か居眠りをしている。
6人がどんな靴を履いているか?マスクをしている人は何人?
どんなバッグ?男女の割合等、気にかける人はいないと思う。
しかし、そんな他愛のないことを気にかけると(意識すると)、
たくさんのことが見えてくる。靴、マスク、バッグ、男女の割合
等の情報が得られるのは、それを意識した(見ようとした)から。

 写真を撮る時も、同じことだと思っている。
「写真は自分が撮ることで初めて見える世界を表現すること」(※)
それは、自分ならではのオンリーワンの写真(作品)を得る近道。
「誰でも撮るような写真を撮る時と、自分ならでは写真を撮る時」
その見極めも、現地の状況をよく観察しなければと思っている。

 どうせ撮るなら、自他共に心が躍る写真(作品)をものにしたい。

(※)時間に余裕がないと、視野が狭くなり見逃すことも多い。


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2016.12.13.Tue

自己流写真語録♪ #14

 #14 「いい写真」を撮るには?

 「いい写真」とは?

「万人の心に響く写真」
「いつまでも鑑賞していたい写真」
「いいな!と思った一瞬が撮れた写真」
「自分にしか捉えられない瞬間を切り取った写真」
「撮影者の意図が伝わるストーリー性のある写真」
「ポストカードにしたり、大きくプリントした写真」
「仕事ならば、依頼主からの要求や指定に沿った写真」
「なかなか撮れない希少性のあるシーンを射止めた写真」
「写真の中に、見る人の想像力が入り込む余白を作ること」
「意図、被写体の美、表情、色彩、作画、保守と革新の融合」
「プロでなければ、いい写真なんて自分が決めちゃっていい」
「写真は主観の部分がほとんどなので、定義するのは不可能」

 この質問は、単純で簡単なようだが返答が難しい。
撮る人の数だけ答えはあるし、正解なんてないようなもの。
誰もが「いい写真を撮りたい」と思いながら、カメラを構えて
被写体と対面する。写真は、ファインダーを覗き、シャッター
ボタンを押せば写る。他の表現分野に比べれば、かなり簡単な
過程のように思える。だからこそ、「いい写真」の定義の難しさが
あるのかもしれない。

 写真を記録性で撮るなら、それほど深く考えることもなく
シャッターを切れば良い。それはそれで重要な役割を担う。
しかし、「写真は芸術」「写真の奥深さ」「手応えのある写真」
「独自性のある写真表現」「心惹かれる写真」を求めるので
あれば、撮る前から「いい写真」を意識しなければならない。

 写真展を鑑賞する。写真集、雑誌、写真技術書を閲覧する。
フォトグラファーのトークショーやセミナーを聴講してみる。
どれも「いい写真」を撮るために、感性とテクニックを高める
ための指南役として私もよく活用している。

 「いい写真」はどうすれば撮れるのか?(※)を常に意識して、
経験を踏まえた想像力と俊敏な判断力(agile)をフル稼働しながら
被写体と対峙していくことが大切なのだと思う。
この意識と想像力、判断力の僅かな差異が「いい写真」を生み
出せるか否かの境界線
なのかもしれない。

 「いい写真」は、想定(必然)と想定外(偶然)の狭間から生まれる。
こんな言葉もこの文章を記している時に自然と湧き出てきた。

(※)同名の書籍が販売されている。私は未購入だが役立つ書籍。

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2016.06.26.Sun

自己流写真語録♪ #13

 #13 スナップショットの醍醐味

 三脚を使わないで手持ちでスナップ撮りをする醍醐味。
駅のホームや整備場で憩う蒸気機関車を撮る時のスタイル。
何となく被写体にカメラを向けてシャッターを切っても、平凡な
写真ばかり量産してしまう。これではつまらない。

 スナップショット ※ も大切な出会いだと思うと本気モード全開!
時間的な制約があるので、いいシーンに遭遇するとは限らないが、
狩人のように全方位にセンサーを張り巡らせていると思わぬ好機
に出会うことがある。この千載一遇が実にスリリングな瞬間だ。

 三脚にカメラをセットして走行写真を撮るスタイルとは別世界
スナップショットは、ハンターの如く一瞬のチャンスに気づいて
それを捉える俊敏性が欠かせない。「瞬間の写真表現」は面白い。

 カメラを持って、あちこち動きながら被写体と対峙している時。
スナップ撮りは、「アクティブに撮影中!」だと実感できる一時。
「この一瞬を逃したら二度と撮れない場面」「発見した世界」を
射止めたスナップショットから「会心の作品」が生まれた瞬間の
感動は計り知れない。何故なら、誰もが撮るような写真ではなく、
自分の想いを表現したオンリーワンの作品だから・・・。

 スナップショットは、撮影者の写真力が評価されることも多い。
スナップ=写真力(観察力×想像力×俊敏性×感性×技×運×量)。
気軽に撮れるスナップショットだからこそ、写真の真髄が隠されて
いるような気がする。写真力の乏しい私は、そんな視点からも
ハラハラドキドキさせられる。

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※スナップショット【snapshot】 人物などの被写体を、自然な形や
雰囲気の中で早撮りした写真。スナップ写真。(デジタル大辞泉)
スナップ(snap)とは元々は狩猟用語。獲物を瞬時に銃で捉えること。
スナップ写真を撮るとは、「景色の中の大切な一瞬を即座の判断で
写真に収める作業である」


2016.02.13.Sat

自己流写真語録♪ #12

 #12 写真も価値観の共有が大切

 自己流写真語録♪は、写真についての考えや教訓を書き留めて
いますが、今回で早くも12回目になります。
写真もPDCAサイクルが当てはまると思うので、今後も撮影技術
よりも意識や行動面を中心とした内容で綴っていきます。
(撮影[D]の成果は、撮影者の意識[PCA]の具現化だと思います)

 さて、#12のテーマは「写真も価値観の共有が大切」。
表現の方向性や感性が自分の嗜好と合致すれば、人はそれに賛同
して参加したり、購入したり、模倣したり、一緒に何かをします。
現代は多選択肢社会。写真の分野で価値観が示されるものは、
作品だけでなく、撮影全般のスタイルから撮影者の作風、展示
ギャラリーの運営方針や空間などに至るまで幅広いです。
「写真を撮る~アウトプットすることで表現される価値観」
共感のキブ&テイクしていく秘訣は?常に自問自答しています。

 十人十色、一人十色の時代。色々な価値観で溢れるなか、
特に大切だと思っていることが「自分軸を持つこと」です。
写真を通じて自分が認めた価値を表現した世界ともいえます。
「すごい!」「いいね!」「どうも合わない、違うなぁ」
「理解できない※」・・・の自分以外の人たちが感じた想い。
「想いを伝える写真」「多くの人の心を打つような写真」とは?
想いが伝わり、共感してもらえれば価値観の共有ができた証。
撮る楽しみと撮ってから楽しむ。さらに他の人も楽しんでもらう。
それが写真表現の至極の成果(芸術)だと思うから・・・。
 
※時に自分の価値観と合わないものと対峙することで、予想外の
「発見」「ヒント」に遭遇することもある。

(あとがき)
 プロじゃないんだから、小難しいことを考えないで、気ままに
撮ればいいんじゃないの?という意見を尊重しながら、敢えて
「いい写真」を表現するための流儀を追求していきたいです。
それが自己流写真語録♪

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2016.01.25.Mon

自己流写真語録♪ #11

#11 作品を活かす写真展とフォトコン

 なぜ写真展を開催したり、フォトコンに応募するのか?

 それは、作品をアウトプットした方がフォトライフが
数倍楽しくなる
からです。(ネット公開もありますが)

 写真展とフォトコンはどちらも評価(審査)されます。
だから当事者にとっては、その結果に一喜一憂します。
評価後の喜びも悔しさもフォトライフの醍醐味の一部。
それが作品づくりの意欲と写真力に繋がっていきます。
 
 フォトコンは他人と競い合うものですが、審査結果は
その時の審査員の趣向で評価されたものにすぎません。
人の審美眼、好みの違いによって評価は大きく変わるもの。
だから作品の本質的な「写真の優劣」を判断するものでは
ない
と思っています。様々なフォトコンの入賞作品を鑑賞
すると、(大勢の心を惹きつける秀逸の作品もありますが)
「入賞作品=多く人の心に響く作品」にならない場合も
あること
に気付きます。さらに、自分の心に全く響かない
(ときめかない)作品にもたくさん遭遇します。

 フォトコンは入賞したらラッキーだと思うぐらいでOK。
フォトコンに応募するのは、他者からの高評価を受けて、
自分の作品が広く活かされることに意義があると思うからです。
これは、写真展を開催する意義にも通じること。
(写真展は展示空間×作品×来場者との交流から大きな成果を
得ることで達成感が味わえます)

 作品を活かすことに通じる写真展とフォトコン。
共に「試してみることに失敗はない=実験」だと思って気軽に
取り組みたいです。

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2015.11.10.Tue

自己流写真語録♪ #10

 #10 写真の力~旅で出会った鉄道情景

 撮影行で心惹かれる情景に出会うことがある。
季節の彩りと人と鉄道が織りなすドラマチックな一瞬。
この機会を逃したら、もう二度と撮れないようなシーン。
ある事象が存在しても気付く人と気付かない人がいる。
その魅力に気付いて撮ったオンリーワンの鉄道写真。
オンリーワンの写真からは、心に響く言霊が生まれる。 
旅で出会った鉄道情景は「写真の力」を教えてくれる。

 *   *   *   *   *  

 (会津桧原駅で)下車してから・・・
僕は、第一只見川橋梁を渡るSLを撮影する場所へ向った。
ふと振り返ると、同じ列車から降りた二人の姿があった。
地元の人なのだろうか?それとも観光客なのだろうか?
荷物が入った袋を携えて何処へ行くのだろうか?
駅に到着してから、皆それぞれに向う場所がある。
そこでは、色んな想いに溢れたドラマが繰り広げられる。
只見線の駅から始まるドラマに期待を寄せて・・・。
そう思った瞬間、二人の光景をカメラに収めていた。

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2015.09.01.Tue

自己流写真語録♪ #09

 #09 「写真」をいつも意識する

 撮影をしていない時も、「写真」を意識する。
日常の生活シーン(街並み、店舗空間、写真展、書籍など)
から五感で何かを感じ取ると、ときめく瞬間がある。
美しい風景、色合い、質感、配列、空間、人、ストーリー性、
雰囲気、おもてなし・・・。素直に惹かれる要素を発見する。

 「写真」もマーケティング感覚が必要なのかもしれない。
自分も人も満足、いや感動するような作品を生み出すために。

 「誰もが撮るような絵でも、自分が撮ると一味違った魅力を
伝えられる作品」が得られたら本望である。(かなり難しい)
それを可能にするためにも、生活シーンで心のアンテナを
張り巡らせる必要がある。アンテナを張り巡らせるとは?
それは、意識することである。意識していると、色んな事に
気づき、ひらめくようになり、撮影の意図に繋がっていく。 
 
 気づいて「いいな」と感じたことを「写真」で表現する。
私が心がけていることは、「納得の絵が撮れそうにないなら、
諦めて他の絵づくりをする」「レンズワーク」「バランス」
「定番のなかにある希少性」「無理に絡めない(引き算)」
「シンプル×斬新性」「切り取り」「撮ってからも創る」等。
これらを意識しながらフィールドで撮影を楽しんでいる。

 「写真は独創性である」とは、けだし至言である。
しかし、外し過ぎると鑑賞者に違和感を与えてしまう。
所謂、奇をてらった写真である。あまり大袈裟にしないで、
デフォルメも程々にする。何事もやり過ぎは、No Good!

 自戒を込めて、素直な姿勢で作品づくりをしていきたい。

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