感動の蒸気機関車 Photo Blog

 蒸気機関車と写真雑記のフォトブログ ☆作品集「感動の蒸気機関車2017」を当ブログにて好評販売中!

2017.04.18.Tue

咲花の桜 #081

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磐越西線 咲花 「SLばんえつ物語」 2010/04/25 PENTAX K-7

 2010年4月、「SLばんえつ物語」と桜の絵を求めて磐越西線へ。
この日は、沿線で一番人気のポイントである咲花で撮ることにした。
ところが朝寝坊してしまい、やむなく新潟駅からタクシーで咲花へ。
朝7時半過ぎに咲花の撮影地に到着して、なんとか場所を確保した。
今まで混雑して敬遠していただけに、どうしても撮りたかった。

 線路のこちら側も、向かい側もカメラマンで大盛況だった。
貴婦人の発車直後は、煙が薄くて縦位置で写したカットは撃沈。
横位置で撮ったこのカットは、構図や光線状態が最適ではないが、
それなりの桜の絵が撮れた。当時、前日から置き三脚してベスト
ポイントで臨めば、もっといい写真が撮れたかもしれないと思った。

 あれから7年後。当時の自分に伝えたいこと・・・。
「そんなに焦らないで周りをよく見てごらん!」「工夫すれば、きっと
自分ならではのいい写真が撮れるよ!」と言ってあげたい。

 今年の「SLばんえつ物語」は、どんな感動を魅せてくれるのか?


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2017.03.06.Mon

初めてのSL撮影旅☆会津のC1180 #080

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 只見線 会津坂下 1974/03/24 
 アサヒペンタックスSPF 50ミリF1.4 ネオパンSS

 1974年3月20日、中学時代の友人と夜行列車に乗って会津へ。
21~24日まで会津線、只見線などで蒸気機関車の撮影に奮闘した。
僕にとって生きた蒸気機関車を見たのも、撮ったのも初めてだった。
「蒸気機関車を撮ること」の始まりは、この撮影行からだった。
それは、後の復活蒸気機関車の撮影活動に繋がる原点になった。

 中学を卒業したばかり少年が、雪が残る会津地方で煙を撮る。
土地勘もなく撮影技術も未熟なので、走行写真は首をかしげたく
なるような場所で撮ったものばかりで、駅構内や機関区でも平凡な
スナップ写真をたくさん量産した。興奮して、よく考えることもなく
シャッターを切っていたのだろう。

 最終日(3/24)、会津坂下駅で停車中のC1180+貨物をモノクロで
色んな角度で撮った。上の画像は、そのなかの一枚である。
縦位置で、C11の後尾からヨの貨物と線路端の残雪を入れた構図。
幸いにも、微かな降雪と煙突からの排煙も見られる絵である。
拙い中学生にしては、「縦にしてうまく撮ったね」と言ってあげたい。
この撮影旅から、43年という年月が経過した今の想いである。


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2017.02.14.Tue

甦れ!C11171号機 #079

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釧網本線 夕陽に輝くC11171 2007/01/21 Nikon D200

 「SL冬の湿原号(C11-171号)の車輪に、運転できる基準を超える傷が
発見されたため、以下の運転日(平成29年2月11日(土)、2月12日(日)、
2月16日(木)~19日(日)、23日(木)~26日(日))は牽引車両をディーゼル
機関車に置き換えて運転いたします」(JR北海道のお知らせより)

 2/10、突如入ってきた「SL冬の湿原号」(C11171牽引)の牽引機関車
変更の情報に驚きました。2/9の運行終了後に基準を超える車輪の損傷が
発見されたとのこと。ブレーキ時の滑走による理由を述べていますが、
現場では修繕不能とのこと。

 2017年の「SL冬の湿原号」は、1/28運行開始、10日間の運転で終了。
運行開始前に入念な整備をしたと思いますが、残り10日間はDL牽引に。
なんとも残念な結果になってしまいました。
 
 C11207号機との明暗。来年、「SL冬の湿原号」は運行されるのか?
C11207号機が東武線で活躍する一方で、C11171号機の今後が心配です。
一日も早い復帰を願うばかりです。


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2017.01.15.Sun

秩父鉄道のある撮影地 #078

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秩父鉄道「SL秩父路はつもうで号」 2014/01/02 
Canon EOS 6D EF24-105mm F4L IS USM

 2013年12月末から14年新春、秩父で「SLパレオエクスプレス」
が運行された。「C58363冬季臨時運行」は、秩父では初の試み!
「都心から一番近い蒸気機関車」が遠い存在になっていた秩父。
冬季臨時運行は、私を秩父に引き寄せる大きな原動力になった。

 元旦、2日の連続で気合を込めて秩父へ撮影に出かけた。
2日目の往路の撮影は、武州日野~白久(湯の入沢橋梁)で撮影。
カーブする線路を正面気味に捉える場所から狙うことにした。
ここは、「鉄道ダイヤ情報(DJ)」の秩父鉄道・撮影地ガイドで
紹介されていた場所なので、ファンの間では知られたポイント。
撮影は、白煙中心でやや迫力不足だったが、日章旗としめ飾りが
付いた特別HMの姿は写し撮れた。

 2017年新春、「SLパレオ」の冬季運行で再び同所を訪問した。
湯の入沢橋梁の線路上に登る場所には、立入禁止の札があった。
現地での話では、此処で撮影していた人が検挙されたとのこと。 
正直、「えっ、この場所で?」と思ってしまった。その撮影者が
鉄道の運行に支障をきたすようなことをしたのだろうか?
真相は不明だが、撮影できた場所ができなくなってしまった。

 鉄道写真は、景観の変化など、様々な理由で撮影できなくなる
ことが多い。写真の「今を撮るという記録の価値」を教えてくれる。


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2016.12.18.Sun

「SLはこだてクリスマスファンタジー号」を想う #077

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「SLはこだてクリスマスファンタジー号」 2010/12/11
Canon EOS 5D Mark II  EF70-200mm F4L IS USM

 クリスマスシーズンに走る蒸気機関車が好き♪
現役蒸気機関車が本線上で最後の運転をした日がクリスマス・イヴ
だったから?(1975年12月24日、北海道・夕張線)
クリスマス仕様のカラフルなヘッドマークが好きだから?

 「SLはこだてクリスマスファンタジー号」の想い。

 「SLはこだてクリスマスファンタジー号」の撮影行で、函館を
訪れたのは3回だった。(2010,2011,2014年の12月)
夏季運転の「SL函館大沼号」も何度か撮影に出かけたが、やはり、
冬季の撮影は雪景色も見られるので格別だった。

 北海道は、冬に運転される釧網線の「SL冬の湿原号」が一番人気
なので、「SLはこだてクリスマスファンタジー号」は意外と目立た
ないイベント列車だったようだ。
しかし、運転区間(函館~大沼公園)が短く、一日2往復したことで、
場所を変えて撮ったり、気象条件の違う写真が撮れて良かった。
撮影者にとっても効率が良くお気に入りのSL列車だった。

JR北海道の諸般の事情で「SLはこだてクリスマスファンタジー
号」は、2014年12月の運転を最後に終了してしまった。
駅至近にも良い撮影地がたくさんあったので残念でならない。

 北の大地で活躍したC11207号機が来年から東武鉄道で走る。
C11207号機の新たな活躍シーンを大いに期待したい

※ C11207号機「大樹」は、2017年夏に運転開始を予定。
下今市~鬼怒川温泉間で片道約45分をかけ土休日を中心に年間
最大140日程度の運転予定。

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2016.11.13.Sun

C58363×秋色の銀杏の木 #076

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秩父鉄道 永田~小前田 2005/11/26
ペンタックス645NII 55ミリ f4 1/350 (+1/3) ISO100 RDPⅢ

 煙を盛大に出していた頃の秩父鉄道「SLパレオエクスプレス」。
晩秋の頃、永田~小前田間にある銀杏林に頻繁に通っていた。
熊谷駅経由で早めに現地に行っても、既に三脚の放列で大盛況。
狭い場所に皆が寄り添い、身をかがめて超ローアングルで構える。
今思うと、風変わりな光景であり珍景だった。

 当時のカメラ(35ミリ一眼レフ、中判カメラ)は、全てフィルムを使用。
此処は、銀杏と機関車周辺の明るさが違うので露出設定に苦労した。
一瞬のシャッターチャンスなので、普段よりも集中力も求められた。

 「SLパレオエクスプレス」は煙を棚引かせて駆け抜けていった。
黄葉の銀杏の木とC58のコラボ。やはり煙が出ないと絵にならない。

 この撮影から11年が過ぎて環境も大きく変わった。(2016/11現在)
カメラは全てデジタルになったので格段に撮影しやすくなった。
しかし、またこのような写真を撮ることができるのだろうか?
景観が変わり、カメラが変わり、C58363も自分も変わっていく・・・。
「感動の一瞬を撮っておくこと」の意義を教えてくれる一枚になった。

 P.S.
PENTAX645シリーズ(645、645N、645NII)は2007/11まで13年間愛用。

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2016.10.25.Tue

後追いのシルエット #075

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磐越西線 上野尻~野沢 2008/11/01  PENTAX K10D 

 蒸気機関車のシルエット写真とギラリ写真。
どちらが人気があるかと言えば、ギラリ写真ではないだろうか?
漆黒の姿態が黄金色に輝く瞬間は、この上なく美しいからだろう。

 でも、シルエット写真もなかなか味があると思っている。
蒸気機関車の黒と煙と空の色。太陽光が加わることもある。
限られた色の世界だからこそ、フォトジェニックでこころときめく。

 門デフの貴婦人が目の前を勢いよく通り過ぎるシーン。
後追い、太陽入り。棚引く煙と刈り取った田圃の水が微かに光輝く。

 デジタル一眼カメラを使い始めた頃で、シルエット写真も手軽に
撮れることに感動した場面だった。
 
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