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感動の蒸気機関車 Photo Blog

蒸気機関車と写真雑記のフォトブログ♪               フォトエッセイ集『蒸気機関車を撮るということ』 2,200円(税込) 書泉グランデ・6F 鉄道フロア(東京・神保町)にて販売中です😊

・一枚の写真/One-shot

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2021.01.03.Sun

重連×アンチクライマックス #042

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釧網線 C11171+C11207 画像クリック拡大

 写真の「決定的瞬間」とはなんだろうか?
それは、撮影者または鑑賞者が認めることなのだろう。
1コマのみ、最高の瞬間を表現できた時なのだろうし、
2コマ以上、それぞれ違った趣きの瞬間を捉えた時もある。

 鉄道写真は、きちっと車両が画角に収まった定番の写真が
誰もが認める決定的な瞬間と言えるのだろう。
シャッターポイントで撮ったクライマックスな写真である。
クライマックス(保守)な写真も素晴らしいが、私がいつも
注目しているのが、シャッターポイントの前後で撮った写真
である。こちらはアンチクライマックス(革新)の写真である。
機関車の一部を切り取った変則的なフレームアウトの写真。
通過後、頭上に舞い上がる機関車の煙だけを捉えた写真など。
アンチクライマックスの写真は、既視感がないので鑑賞者の
想像を膨らませる。刺激的で個性的でドラマチックである。
連続撮影でクライマックスとアンチクライマックスの両方を
射止めることができたのなら、その撮影は大成功だと思う。

2020.12.13.Sun

貴婦人とクリスマスツリー #041

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磐越西線 日出谷駅 2007/12/23 17時頃  画像クリック拡大
Canon EOS 40D EF-S17-55mm f/2.8 IS USM (55.0mm)

 12月のクリスマスシーズンに写したい蒸気機関車の情景。
磐越西線の日出谷駅ホームに装飾されたクリスマスツリー。
短い停車時間の合間に貴婦人と絡めてスナップショットした。

 デジタル一眼レフカメラ(Canon EOS 40D)を駆使して撮る。
時間があればバルブ撮影なのだが、今回は数秒ごとに撮った。
周りには大勢のカメラマンがシャッター押しまくっていた・・・。

 発車後の走行写真も写したが、停車中の情景も趣きがある。
貴婦人とツリーの絵は、暗さとイルミネーションが欠かせない。

 13年前に撮影した懐かしいスナップショット。
2020.11.06.Fri

秋を駆ける #040

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磐越西線 C57180 「SLばんえつ物語」 画像クリック拡大

 秋の磐越西線でC57形蒸気機関車(C57180)を狙った。
貴婦人を望遠で正面、広角でサイドビューの画で撮影に臨んだ。
広角(35ミリ)は、通過時の大迫力を表現したくて手持ちで撮影した。
スピードがあるので、タイミングを外して失敗してしまうことがあるが、
この時は、冷静にカメラを操作できたのでまずまずの成果だった。

 望遠レンズで機関車の正面と煙を入れて切り取るのも好きだが、
至近距離て猛スピードで突進してくる機関車の迫力を捉えるのも大好き。
貴婦人のフォルムの美しさを表現できることが嬉しいし、シャッターを
押す時の俊敏なカメラワークが我を忘れさせてくれる・・・。
それほどダイナミックで興奮する瞬間なのである。

 コロナ禍の今秋冬でも、貴婦人を撮れることに感謝したい。
そして、撮る前、撮る時、撮った後の感動を存分に味わいたい😊
2020.10.07.Wed

千草ロールと貴婦人 #039

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磐越西線 「SLばんえつ物語」 画像クリック拡大

 稲刈りが終わり、千草ロールが転がっている風景。
線路端で、このような光景が広がっているのは珍しい。
復路の撮影地は、迷うことなく此処にしようと決めた。

 貴婦人の煙はそれほど期待できない。
でも、この千草ロールを絡めた貴婦人の絵が撮れれば良い。
早速、二台のカメラで構図を変えてフレーミングをした。
たくさんの千草ロールをバランス良く作画するのが難しい。
しかも、同じ場所で二台のカメラを整えなければならない。
レンズの画角、縦横の選定、狙い・・・。多くの選択に迷う。

 初秋の風景に出会えたこと。貴婦人と共に撮れたこと。
撮影を楽しめたことに感謝しながら、シャッターを押した。

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「SLカレンダー2020」/ 新津商工会議所
2020.09.12.Sat

憩いのひととき #038

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信越線 横川駅 画像クリック拡大

 9月後半の初秋、信越線・横川駅にて。
ホームで往路の任務を終えたC6120が憩う。
蒸気機関車の息遣い、熱気、煙の匂い・・・。
視覚、聴覚、嗅覚を使って存分に楽しめる時。

 走行写真だけを撮って終わりでは勿体ない。
駅と蒸気機関車は、絶好の出会いの場である。
限られた時間だから、高揚感も一層高まる。

 駅で立ち食い蕎麦を嗜む三人組を絡めて。
「蒸気機関車を被写体に撮り続けてきたこと」
に、本当に良かったと実感した・・・。
2020.08.12.Wed

夏色の路 #037

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磐越西線 「SLばんえつ物語」 画像クリック拡大

 気ままな単独行。晩夏の「SLばんえつ物語」。
この日も、お気に入りの撮影地で貴婦人を狙う。

 線路脇に三脚を立ててカメラを二台載せる。
「今日はどんな表情を魅せてくれるだろうか?」
いつものように自由に思い描きながら待つ。

 長年、撮影していると絵作りの好みも変わる。
高みの絶景に魅せられて俯瞰三昧の頃もあった。
しかし現在は、線路端が主な撮影フィールド。
蒸機の息づかいを感じ取りながら写したいから。

 最近は、「線路目線」のローアングルが好み。
「鷹の目」は人気なれど、「蟻の目」は不人気?
それでも良い。自らが価値を認めた「目線」だから。
カッコいい蒸機の絵 =「線路目線」だと思うから。

 夏色の木陰から貴婦人が黒煙を上げて登場!
カメラが「蟻の目」で捉えた貴婦人の凛々しさ。
その先のカーブする線路と夏草の緑は前ボケで。
ローアングルならではのドラマチックシーン。 

 「カッコいい!貴婦人!」

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