感動の蒸気機関車 Photo Blog

蒸気機関車と写真雑記のフォトブログ

2012.05.13.Sun

グラフィティ☆蒸気機関車 no.10

graffiti_10.jpg

 クライマックス×アンチクライマックスの写真

 今日も定番写真をキッチリ、スッキリと撮ろうと意気込む。
私は鉄道の編成写真(七三構図など)をこよなく愛する一人。
蒸機の撮影は、予めベストなシャッターポイントを決めてから
キッチリと撮る定番スタイルが中心である。
定番スタイルは、「決定的瞬間」を撮るクライマックスの写真。
そこから生まれる絵は想定内で、斬新でも個性的でもない。
でも、バランスのとれた定番写真は、美しく飽きることがない。
何度鑑賞しても飽きないことが大きな魅力なのである。

 一方で、機関車を切り取って撮ったり、「定番の構図」を
外して撮影するなどの手法もある。
いわゆるアンチクライマックスの写真である。
ベストチャンスだ、という前後に(あるいは大分離れて)
視点を置いて得られる写真は、斬新で新鮮味がある。
(全てではないが・・・。)

 写真の面白さや、オリジナリティをアピールするなら
断然、後者のほうだろう。

 1995年5月、僕は鉄道写真家・廣田尚敬氏の作品展
「最期の蒸気機関車-Dec.1975-」とトークショーに参加した。
この時に氏が主張したアンチクライマックスの写真論に
深く共感したことを今でも忘れていない。

 写真は構図で決まるという。構図は撮影意図を語る。
クライマックス、アンチクライマックスのどちらの写真も
主役の被写体と脇役とのバランスがとれた作画が不可欠である。
 
 私は、欲張りだから、両方撮りたい。
ある時はクライマックスで撮り、アンチで撮り、また同時に
両方を撮ったりと・・・。
もしかすると、アンチで撮ったものが「決定的瞬間」の作品
なのだと主張できるかもしれない。
 
 クライマックス(保守)とアンチ(革新)をブレンドした撮影姿勢。
それが、クライマックス×アンチクライマックス。

(2013/03改訂)

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