感動の蒸気機関車 Photo Blog

蒸気機関車と写真雑記のフォトブログ

2016.11.13.Sun

C58363×秋色の銀杏の木 #076

oneshot_076.jpg
秩父鉄道 永田~小前田 2005/11/26
ペンタックス645NII 55ミリ f4 1/350 (+1/3) ISO100 RDPⅢ

 煙を盛大に出していた頃の秩父鉄道「SLパレオエクスプレス」。
晩秋の頃、永田~小前田間にある銀杏林に頻繁に通っていた。
熊谷駅経由で早めに現地に行っても、既に三脚の放列で大盛況。
狭い場所に皆が寄り添い、身をかがめて超ローアングルで構える。
今思うと、風変わりな光景であり珍景だった。

 当時のカメラ(35ミリ一眼レフ、中判カメラ)は、全てフィルムを使用。
此処は、銀杏と機関車周辺の明るさが違うので露出設定に苦労した。
一瞬のシャッターチャンスなので、普段よりも集中力も求められた。

 「SLパレオエクスプレス」は煙を棚引かせて駆け抜けていった。
黄葉の銀杏の木とC58のコラボ。やはり煙が出ないと絵にならない。

 この撮影から11年が過ぎて環境も大きく変わった。(2016/11現在)
カメラは全てデジタルになったので格段に撮影しやすくなった。
しかし、またこのような写真を撮ることができるのだろうか?
景観が変わり、カメラが変わり、C58363も自分も変わっていく・・・。
「感動の一瞬を撮っておくこと」の意義を教えてくれる一枚になった。

 P.S.
PENTAX645シリーズ(645、645N、645NII)は2007/11まで13年間愛用。

にほんブログ村 鉄道ブログ SL・蒸気機関車へ
クリックお願いします♪
2016.10.25.Tue

後追いのシルエット #075

oneshot_075.jpg
磐越西線 上野尻~野沢 2008/11/01  PENTAX K10D 

 蒸気機関車のシルエット写真とギラリ写真。
どちらが人気があるかと言えば、ギラリ写真ではないだろうか?
漆黒の姿態が黄金色に輝く瞬間は、この上なく美しいからだろう。

 でも、シルエット写真もなかなか味があると思っている。
蒸気機関車の黒と煙と空の色。太陽光が加わることもある。
限られた色の世界だからこそ、フォトジェニックでこころときめく。

 門デフの貴婦人が目の前を勢いよく通り過ぎるシーン。
後追い、太陽入り。棚引く煙と刈り取った田圃の水が微かに光輝く。

 デジタル一眼カメラを使い始めた頃で、シルエット写真も手軽に
撮れることに感動した場面だった。
 
にほんブログ村 鉄道ブログ SL・蒸気機関車へ
クリックお願いします♪
2016.09.06.Tue

キューロクの日☆サイドビュー #074 

oneshot_074.jpg
 函館本線 砂川駅 1974/08/04
 アサヒペンタックスSPF 50ミリF1.4 ネオパンSS

 9月6日は、キューロクの日。黒の日でもあります。
今年も現役時代に北海道で撮影した9600の写真をアップします。
 
 1974年8月、中学時代の友人と一緒に初めての北海道へ。
函館本線・砂川駅構内で入れ換え作業をする69658号機を撮る。
罐の前後に鉄道員が添乗して構内を行ったり来たりする光景。
こういうシーンは、撮るよりもずっと観察するだけでも格別である。
何度も響く汽笛。動輪の軋む音。貨車の音。構内ならではの趣。

 40年以上も前に、高校生が気ままに撮った記録写真。
9600らしい武骨で質素なサイドビューもなかなかいいものだ。
この写真の他にも停車中の69658号機をたくさん撮っていた。
50ミリレンズ一本だけの装備で、一生懸命シャッターを押した・・・。

にほんブログ村 鉄道ブログ SL・蒸気機関車へ
クリックお願いします♪
2016.08.21.Sun

初めての大井川~大井川鐡道SL復活40周年を祝して #073

oneshot_073.jpg
 アサヒペンタックスSPF 200ミリF4 ネオパンSS 1977/10/10

 大井川鐡道のSLが復活して今年で40周年を迎えた。
振り返ると、私が初めて大井川を訪れたのは1977年10月。
重連(C11227+C12164)の運転情報を得て、友達と一緒に3日間の
撮影に臨んだ。宿泊先(夜を明かす場所)は、笹間渡駅の待合室!
当時も東京駅から早朝の普通列車に乗って現地入りしていた。

 この写真は、最終日に塩郷付近で撮影したカットである。
C11227が旧型客車4両を牽引する編成を望遠レンズで捉えた。
そこには、何気ない日常の蒸気機関車が走る風景があった。
撮影時、私はどんな心情で彼らと対峙していたのだろうか?
きっと、ファインダーに映る煙の情景を見ながら、再び蒸気機関車を
撮れる喜びを噛みしめながら、シャッターを切っていたに違いない・・・。

 祝 大井川鐡道SL復活40周年!

P.S
 先日の写真展「4LIFE vol.16」(ようこそ、蒸気機関車の世界へ。)
に来場された方々へのお礼&残暑見舞いの葉書でこの写真を使用。

にほんブログ村 鉄道ブログ SL・蒸気機関車へ
クリックお願いします♪
2016.07.14.Thu

煙と緑のワンダーランド #072


大井川鐡道 2015/08/21 
Canon EOS 5D Mark III EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM

 「青春18きっぷ」を使って大井川鐡道へ出かけた。
2014年夏、トーマスが撮りたくて10年ぶりに大井川を訪れてから、
翌年の春、夏も大井川に数回ほど出かけるようになった。
 
 人気の撮影地、第一橋梁を渡るC10型蒸気機関車を撮る。
普通に編成写真を撮ってもつまらないので、超望遠レンズで
橋梁脇にあった夏草を絡めて、幻想的な緑の世界を表現してみた。
最近は、花や草木の前ボケをモチーフにした絵が気に入っている。
オリジナルの「創作写真」「表現写真」だと感じられるからだろうか?

 猛暑のなか、盛大な煙と自然の緑が綺麗に融合した瞬間。
ファインダー越し見えた絵は、煙と緑のワンダーランド。
いつもより、ワクワクしながらシャッターを切った。
 
にほんブログ村 鉄道ブログ SL・蒸気機関車へ
クリックお願いします♪
2016.06.05.Sun

たった一両のSL~木曽福島のC56124 #071

oneshot_071.jpg
 木曽福島 1974/06/23 アサヒペンタックスSPF 50ミリF1.4

 毎年、6月になると現役時代の木曽福島での撮影を思い出します。
たった一度だけ訪れて、一会だけの出会いで終わってしまったC56124。
庫には役目を終えた蒸気機関車たち(D51とC12)が安らかに眠っていた。
その近くで、C56の「シューシュー」という息遣いだけが聞こえる・・・。
C56の命もあと僅か。僕は夢中になってカメラのシャッターを押し続けた。
42年前の幻である。

※ 幻 (実際にあった・起こったはずなのに、その存在を二度と確認できないもの)

にほんブログ村 鉄道ブログ SL・蒸気機関車へ
クリックお願いします♪

oneshot_071_2.jpg
ZINE 「SLに会えた頃・・・」 より
2016.05.04.Wed

新緑の只見線×蒸気機関車 #070

oneshot_070.jpg
只見線 郷戸~滝谷(古屋敷)「SL会津只見新緑号」
Nikon D200 2007/05/20

 新緑が眩い季節、只見線に蒸気機関車が運転された。
小雨が降る中、「SL会津只見新緑号」が盛大に煙を上げて
やって来た。

 雨天撮影は大変だが、小雨位ならば煙も期待できるし、
光も均等に行き届くから歓迎したい。
只見線は、数々の橋梁を渡る風景が一番人気である。
でも、山里の緑のなかを行くシーンもまた魅力的である。

 木霊する汽笛、眩い新緑。輝くC11のヘッドライトと爆煙。
古屋敷ならではの蒸機のドラマを夢中になってカメラに収めた。

 2016年5月、「新緑の只見線×蒸気機関車」の感動が復活する・・・。

にほんブログ村 鉄道ブログ SL・蒸気機関車へ
クリックお願いします♪

« NEW  | HOME |  OLD »